robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

MacでYoutubeを音付きで録画する方法(20分無料)

意外と苦労したので結論を書く。

QuickTime PlayerとLoopbackを組み合わせて使う

なぜかQuickTime Playerだけだと、システムの音(あるいは、Youtubeの再生音)が録音されないので、音を取り込むためにLoopbackをつかう。設定にコツあり。

 

↓こんな感じ。

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Monitorsをつないであげないと、録画時に音が聞こえない(マックのスピーカーから出てこない)ので注意。

TrialModeとお金を払った後で何が違うのかは未確認。

→購入しないで録音できるのは20分。買うとけっこう高い。

 

Quicktime側で、音の入力をLoopback Audioに切り替える。

Quicktime playerのファイル -> 新規画面収録で画面収録用ウィンドーを開いた後、音源をLoopback Audioに設定する。

↓こんな感じ。

f:id:robou55:20190209123646p:plain


以上。

 

現在、録画ファイルの一時ファイルを置く場所を変えられないか調査中。

 

方法2 Apowersoft(試してない)

【Apowersoft】無料?有料?オンライン版とデスクトップ版の違い【PC画面録画ソフト】 | はたらこさん

 

 

「いくつもの証拠」が全くないぞ(毒掃き出し)

kawata2018.com

普段、こういうのは読まないのだけど、何かの間違えで読んでしまった。こういうのには反応しないのが一番なのだけれど、頭の中をぐるぐるめぐってしまう毒が発生したので吐き出しておく。

がんについての話ですが、ちなみに、私は当事者(患者)です。

 

ニュースを見ると毎日のように芸能人が癌で亡くなっています。

おかしいと思いませんか?

まったくおかしいと思いませんが、 なにがどのようにおかしいのでしょうか?

 

レントゲンなどの検査の時点では、そこに映ったものが何なのかは分からないそうです。

実際に取り出して、病理検査に出して初めて分かる…。

病理検査とは、簡単に言うと取り出した肉片や組織を顕微鏡などで観察できる状態にして、観察して判断することをいいます。

このような検査は、私たちの知らないところで行われるのですから、そもそも信用できません。

しかし「癌かもしれない」と脅されたひとたちは、その恐怖で疑う余裕もありません。

そして医者に言われるがまま、自分は「癌」だと信じてしまうわけです。

私たち庶民には、取り出された肉片や組織が何なのか分かるはずもありませんから、なんとでも言えますよね

病理検査の結果については、質問すれば教えてくれますし、場合によっては診断の標本・写真ももらえると思います。専門書を入手すれば自分で判断することも不可能ではないと思います。また、体の外部にまで飛び出てくる癌もありますので、文字通り目で見てわかる場合もあるでしょう。

ただし、病理検査自体の信頼性がどれくらいあるのか、は個人的には確かに疑問です。実際には細胞の形だけを見ている場合が多く、がんであることを白黒判定できる手法があるのかは私も知りません。

妻の乳がんの検診では、細胞の形を何個か、数人で確認し、「なんか形が悪いなぁ」という感じの判定になっていました。

それでも、「変な形をした細胞がいるよ」という事実はあるので、病理検査がブラックボックスで嘘だ、ということにはならないと思いますが。

ちなみに、検診の結果を受けて妻は手術までしましたが、手術でとった組織片からはがんが検出されませんでした。「なかった」という診断結果が下りるということは、あるいみ、病理検査は正しく行われていることの証拠になります。

 

前回、放射線も身体に全く害がないという証拠をご紹介しましたが、この放射線も「癌」の原因だと言われていますね。

しかし「放射線は危険」ということが嘘だと分かると、連鎖的に「癌」も嘘だということになります。

放射線が体に全く害がない、という話を読んでいないのでよくわかっていませんが、強力な放射線を大量に浴びれば間違いなく害があります(死にます)。

また、放射線が安全だからと言って、癌が嘘になる、というのは論理が飛躍しています。放射線の安全性とがんという病気が存在するか否かは全く別問題です。

 

たとえば、「抗がん剤は毒」であることはすでに常識になりつつありますが、未だに治療法のひとつとして使われ続けています。

この抗がん剤、もとは「マスタードガス」という毒物からできています。

この話があまりに広く出まわったので、さすがの医療業界も反論できないようです。

しかし、それでも癌に有効な抗がん剤があると言い張って、抗がん剤治療が無意味であることを認めようとしません。

抗がん剤の話はごく一部同意するところもありますが、癌という病気が存在しない、という話とつながりません。抗がん剤に問題点が多いのも確かですが、改良も進んでいます。医者に聞けばいくらでも教えてくれますし、国立がんセンターなどのサイトでその働きや考え方についても詳しい説明があります。

ただし、代替療法に騙されているのでない限り、標準治療を絶対視し、例えば乳がんなどで副作用が大きい抗がん剤を使わないことを批判するのはよくないと思います。正直、私自身は、副作用が小さいといわれている部類の薬を服用していますが、しんどいときはしんどいので、「またあれが来るのか」と思うと、やめたくなります。

特に期間をおいての再発の場合など、「もうしんどいのは勘弁してくれ」という選択肢はありだと思う。

 

テモダールは副作用が大きく、連続投与が5日間までに制限されているが、主治医らは39日間連続して投与

テモダールは副作用が大きく、連続投与が5日間までに制限されているが、主治医らは39日間連続して投与

テモゾロマイド(テモゾロミド,テモダール)temozolomide | 脳外科医 澤村豊のホームページ

触れられている医療事故はとんでもないことですが、テモダール自体は副作用が小さい部類です(私も服用していますが、調子が良い時はほとんど服用していないときと変わりがありません)。こんなことはちょっとググればすぐにわかります。

 

こんなに防護しないといけないほどの危険物を人の体内に入れるなんて、狂気の沙汰としか思えません。

正直、この文章には同意します。看護師さんがゴム手袋をして扱っていたのを見てびっくりしました。ただ、これは安全のための過剰な措置であることが多いでしょう。実際、テモダールは自宅服用可能で、タブレット型の錠剤です。

 

脳とは人間にとって、最も重要な臓器です。

だからこそ、丈夫な頭蓋骨や髪の毛に覆われて守られているのです。

脳が働かなければ人間として生きることはできません。

その脳に毒物を仕込むという恐ろしい治療法。

そんなことをされた日にはどうなるか、素人でも容易に想像することができます。

脳腫瘍をほおっておくよりはましだ、という判断だということは素人でも容易に想像することができます。

ちなみに、この方法はいまではあまりやらないようです。経口薬のテモダールが大きな効果を上げることが分かったからです。

 

日本人ならヒ素と聞けば誰もが「森永ヒ素ミルク事件」や「和歌山毒物カレー事件」を思い出すことでしょう。

ヒ素とは人の神経を壊し、中毒症状に陥れば、多臓器不全を起こして死に至ります。

このような毒物を薬として投与するなど、ありえないことです

 

 ここだけ読むと、ちょっとだけうなずきかけますが、その直前の引用文をみると、

健康な細胞に害を与えることなく、「劇薬」を正確にがん腫瘍に的中させるため、学者たちは三酸化二ヒ素を脂肪細胞の膜に覆われた微小なカプセルに包んで患部に投与した。

 

 って、患部のみに到達するように工夫してるって自分で書いてるじゃん! 何言ってんの???

 

とまだまだ続いていますが、もうつかれたのと、これくらいで毒も薄まったようなのでやめにしておきます。

 

で、文章中に自己矛盾がある&調査不足なうえに、どこに「証拠」があったのかさっぱりわからん。

 

以上で、毒吐き終わり。

(注意)誰かに読まれることもないと思うけど、この件について議論はしません。

 

 

ヨーロッパの労働環境はいいなぁ!?

amzn.asia

を見て。

この映画が、「都合のいい真実」の摘み食いであることは承知しているが、それにしてもヨーロッパの労働環境はいいなぁ、とおもった。なぜそんな事が可能なのか?、という歴史と仕組みが明らかでなかったのだけれども、どうも労使のあいだのながい闘いの歴史が垣間見えた。

(ここからは勝手な想像)

其の昔、ヨーロッパの労働力は奴隷で、奴隷は他国を侵略することで供給されていたらしい(奴隷 - Wikipedia)。近代〜現代では、奴隷はちょっとまずいので、自国民でこの層を賄う必要が出てきて、貧しい労働者階級が出てきてしまった。おそらく、いまのブラックなんとかよりもはるかにひどい状態もあっただろう。

一方、労働者階級を貧しくしすぎると労働者が黙っていないし、社会も不安定になり、さらには、消費者がいなくなってしまう。また、最悪、国から逃げ出して新大陸にいってしまったりするので、結局労働者をそれなりにリッチにしておくほうがよい、というバランスに落ち着いたのではないかと思うし、そういう社会制度を労働者側も勝ち取ったのではないか。

これは、

ウサギとオオカミは、ウサギは食べられ、オオカミはウサギが減ると死亡率... - Yahoo!知恵袋

の話と似た話で、安定な状態の他に、不安定な状態で振動を起こす安定解も登場してしまうし、安定に見える状態はあくまで準安定な解であって、なにかの拍子に別の状態に落ち込んでしまう可能性も高い。このあたりの不安定性がいわゆる「景気の善し悪し」で、アメリカや日本などの多くの資本主義体制で見られつつある現象なのかもしれない。もちろん、安定型のヨーロッパ地方でも、他の地域と経済活動でつながっているので、不安定な地方の景気の外乱を受けてしまい、安定状態を維持できるかどうかはわからない。

世界全体が、ヨーロッパ型の準安定状態に落ち着くことが可能なのかどうかは、何らかの形で解析できそうな気もするが、どうなんだろう?

ちはやぶる vs エヴァンゲリオン

ちはやぶる主人公

  •  美人・天然・活動的・能動的
  •  無意識の恋愛

 

エヴァンゲリオン

  •  イケてない・受動的・周りの状況からやむを得ず主人公になる・大して努力はしないが才能で行ける
  •  あらゆるタイプの女子に囲まれるが恋愛とは無縁

 

女子は、「ちはや」に自分を同一化して読むのだろうか?

多分、男子は、自分を「イケメン完璧系」に同一化できない。ドラえもんを、出来杉君の立場で見る人はいない(とおもう)。

 

クレイジージャーニー、死の恐怖を吹き飛ばす。

去年の8月ころに、脳腫瘍の手術をした。組織検査の結果、悪性(Grade 4)との確定診断をうけて一時帰宅したわけだが、脳腫瘍のGrade 4は、かなり厳しい。治験の情報をみても5年後にはサバイバルレシオ 0 (治験者全員死亡)なんて情報も結構でてくる。

というわけで、自宅にいるものの、「死の恐怖感」に襲われたせいか、手足の力が抜けるしストレス反応で背筋はゾクゾクするし(なんというか、蛇に睨まれたカエルの気持ちでしょうか)、とても寝られたものではなかった。

そんなときに妻のすすめで見たのがクレイジージャーニー、たしか、加藤英明先生の回だったと思う。

加藤先生が、好奇心むき出しで、怖いものしらずで色んな所に手をツッコミ突進する姿を見て、ストレス反応が吹き飛んだ!。あと、たしか、パラグライダーを担いでスキーでジャンブ!、をしたら足をおってしまった回とか、奇界遺産など、番組をみたせいでおきた背筋ゾクゾク感で、確定診断のショックが上書きされたようで、番組の終了とともに、体の状態が普通に近づいて、寝られるようになりました。

本日、録画で久しぶりに加藤英明先生のクレイジーな姿が見られて嬉しかったです。やっぱり、「外来種が〜」とか言っているよりも100倍迫力ありますな。

 

学習塾は子供の学力を向上させるのか?

子供が中学受験の勉強をしているのだけれど、誰もが思うであろう疑問、「あの、変な算数の問題は、方程式を使ったらあかんのか?」についてぐぐると、「別に良い」ということのようだ。しかし、塾では一生懸命方程式を使わない解き方を教えてくれる。それはそれで楽しさもあるのだけど、数学的能力を向上させようと思ったらやや抽象的な概念を先取りしてすすめる、というスタイルが合っても良さそうに思う。むしろ、泥臭く考えてガリガリ計算力を試されると、ひょっとすると「数学好き」には向かない方向へ行ってしまうのではないだろうか?

塾というと、「学校よりも先に色々教えてくれるところ」と思っていたのだけれど、あくまで、学習指導良好の範囲内の知識で、(その範囲外の)受験問題をとくための解法の範囲であって、抽象的な思考がとくいなひとのための先取りではない。

この教育だと「天才」は産まれない気がするなぁ。まあ、天才は自分でかってに書物を読んで進むんだろうけど。

とっとと高等概念を先取りして教えてくれるようなところはないんだろうか?

といいつつ、結局、中学校で方程式、というのは、子供の抽象的思考力の発達の段階ともあったちょうどいいタイミングのような気もする。その意味では学習指導要綱は非常によくできているのだと思う。一体、このペースはどうやって誰が設計したんだろう?

科学の衰退は予算削減というよりはむしろバブル期の予算増強のせいでは?

最近、日本の科学力の衰退について耳にし、大きな原因の一つに予算削減が指摘されることが多い。これは正しい側面もあるのだが、個人的には、バブル期の動向がちょっと怪しいのではないかと思っている。

この時期は、どちらかというと、予算が余ってしまっていて、この時代に博士をとった人材の直面した状態は

・予算・ポジション的にも潤沢であった。一方で、それらの審査は重鎮の意向で決まるので、その分野でいかに目立ち、上にいかに気に入られるかが最重要課題となった。科学者は、実は人材登用については素人であり、マネーの虎方式で人選をしてしまうことが多い。つまり、目立つ、は必ずしも成果を上げることではなく、発言力のある人にいかに顔を覚えてもらうか、ということである。言い方を変えると、成果を上げなくても「オヤジ転がし」が上手ければ、就職でき、予算を獲得できる道ができてしまった。

・日本国内でも十分な研究資金・設備が整うようになり、留学の必要性がなくなった(ので海外に行こうという動機付けがなくなった)。

ということで、今で言うところの、「意識だけ高い系のベンチャー社長」のような人、かつ、実績を上げることもなく、海外にまともなネットワークを持たない教授が増えてしまった。結果、研究する能力や海外への発信力の弱い人が教授になってしまい組織が弱体化したのではないか?

もっと簡単に言うと、研究実績よりも、組織の渡り方、が重要になってしまった。大企業化が進んだと言ってもいいかも。

ただ、昭和初期世代の教授にはスーパーマンみたいな人もおおいのも確かなので、そういう桁外れな人たちの能力に頼って支えられていたひずみ、あるいは、スーパーマンな人たちが、普通の人たちを教育するシステムを作らなかった組織としての脆弱性が原因とも言えるのかもしれない。