プロジェクの成功の鍵

本日の講演会では日本のなのなのの先導者のお話があった。世話人の仕込みが悪かったせいか完全に素人相手の話になってしまい演者も聞きにきた人もお互いに不幸な事態となった。
さて、あまりの質問のなさに困った世話人様が「この分野、アメリカの研究の進み方と日本のそれはかなりスピードが違いますがその辺はどういう違いが原因なんでしょう」というような主旨の質問をしたと記憶している。演者さま、いろいろいいたいことはあったのでしょうが、日本では応用チックで途方もなさそうなことをいうことは敬遠される、というようなお返事であった。確かにそれはあると思うのだが、最近わたしが感じることは、
1.本当にできる実力を持った人が本気で実務的にプロジェクトを動かしているか。
2.リーダーがプロジェクトの動かし方をきちんと知っているか。
3.組織の末端まで本気でやる人が集まっているか。
というような部分に大きな差があるのではなかろうかということ。結局、「だれが」「どうやって」やるのか、これをハッキリさせ、信念を持って実現させるところまで持っていく。そういう心構えなしに、ただ何となくやろうとしてもそりゃうまくいかんでしょうね。