robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

なにがわかったのか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060527-00000515-yom-soci

読売新聞社の「教育」に関する全国世論調査(面接方式)で、親の経済力の差によって子供の学力格差も広がっていると感じている人が75%に上った。


この調査結果にどんな意味があるのか??? 全くわからない。


格差社会、がテーマになっているようだけれど、この調査でわかったことは、「そうだというような気がする」とおもっている人が多い、というだけの話で、実際にそうなのかどうかとは必ずしも関係がない。


調査結果、ということで一見客観的なデーターの装いをつけてはいるけれども、「格差社会」を裏付けようとそれっぽい結果が出そうな調査をしただけなんじゃないの?、と勘ぐってしまうなぁ。


さらに、こういう記事が、事実と必ずしも一致しない風潮や伝説を作り上げるポジティブフィードバックを形成することは「ドラゴン桜」で示されている通りだ。


では、格差はないのか?、といわれるとそんなことはないだろうと思う。しかし、格差は何から生まれているのか?。格差のない社会、「金持ち父さん」的人間と「貧乏父さん」的人間が同じ生活をする、が果たして可能なのか?。


事実を流すふりをした中途半端な批判精神に基づく記事は全く価値がない。