複雑ネットワークとは何か

「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解く新しいアプローチ (ブルーバックス)

池田信夫氏のblogに紹介されていた本の関連。なかなか面白い。途中のグラフの作り方はちょっと読み飛ばした。

いまはもうちょっと分厚いこちらの本

複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線

を読んでいるが、どちらも同じことがかいてあるっぽい。

• 6ステップで世界中の誰とでもだいたいつながることができる。
• 有用な関係は、「深い」関係より、「浅い」関係（あんまり仲が良くなくても、自分のよく知らない世界のことを知っている知り合いが有用な情報をもたらす可能性が高い）。

などなど、身近なネットワーク現象をどのように表式化するか、がよくわかる。

で、役に立つかと言われると、よくわからんが、背後にある原理を知っていると、行動の仕方も変わってくるだろう。積極的に「ゆるい」関係を広げようとしたりと。

秋山仁がなにをしているのかがちょっとわかってうれしい。