キミオヤ
- 作者: 堀江貴文,福本伸行
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/10/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちょっと時代のブームに乗って購入。立ち読みできてたら買わなかったな...
amazonやtwitterの感想を見ると、この本に限らず、どうも書評と自分のもつ感想とが一致しない。おそらく、「感動した」とかいう書評を書いている世代と自分の世代が全然合わないんでしょうね...
内容は、特別すごいことが書いてあるような気はしないんだけどね...
ただ、たしかにもっと若い頃に読んでいれば、面白かったのかもしれない。今は、ある程度人を使ったり、予算などを考えたりしないといけない、平たく言うと、面接を受ける側ではなく、面接をする側になってきたので、やや経営者的な物の見方ができるようになっているということかな? それとも、私も世間の常識から外れはじめてしまったのか???
身近にいる人に、「ホリエモンっぽいな」とおもっていた人がいるのだが、その人の言うこととよく似ている。それであんまり違和感も、感動もないのかもしれない。
変な言い方かもしれないけど、そんなに変わった人という訳でもなく、いわゆる「東大型人間」の典型例の1つのようにも思う。目標達成のための最短経路探索に長けていて、それはときとして裏技的(法律の抜け穴的)な物となる(当然か?)。自分と同じスピードで最短経路が見えない人のことは理解不能で徹底的に攻撃してしまう。原則的に回りにある情報を分析して「経路」を考えるので、必ずしもクリエイティブではない。また、感情という分析しづらいもの、最短経路的行動に付随しないものを理解することは苦手である。
文面をそのまま見ると、やや発達障害というか「人の心が今ひとつ理解できない系」の人だろうとも感じる。しかし、別に、この点もあまり違和感が感じないのは、自分の業界にもそういう人が多いせいか???
まあ、高校生とか大学生は読んでみてもいいかもね。
私としてはこっちの方がインパクトがあったのだが、本に出会った順序の問題でしょうか。
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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