パンデミック系３連発（＋１）
カナダのドラマで、2019の年末あたりに公開された模様。結果的に、今の新型コロナウィルス流行を予言したことになった。描かれた社会情勢も的確で、入念な調査に基づいたドラマであることがわかる。一方で、カナダが抱える社会問題やおそらくフランス系の人々の間の人間関係も描かれていて面白い。（あるとすれば）シーズン２は、第二波の話だと思うのだけれど、ドラマが出来上がる頃には過去に現実でおきたことを復習する形になってしまうのが残念かも。
こちらは映画。感染症対策の公衆衛生の視点が強く、感染症モデルの解説も出てくるので、「専門家委員会」が言っていたことを理解する勉強になる。
じつは、初めはちょっと馬鹿にしていたのだけれど、意外とよくできていた。上の２つはどちらかと言うと感染症対策専門部隊の視点なのに対して、こちらは治療に当たる医師目線。患者を目の前で失っていく医師や医療従事者の「気持ち」を大事にしないといけないと気付かされた。
（おまけ）
感染症物のメジャーどころか。映画の盛り上げ方はいいけど、上の３つと比べるとちょっとね。まあ、時代が違いすぎるかな。
