robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

病院

子供が入院。病院というというところは、スタッフはやたらと忙しそうなのだが、患者側の満足指数はいっこうに上がらない。看護師さんが交代するときの引き継ぎも今ひとつうまくいっているのかどうかよくわからない。たとえば、ミルクをもらうとき「アレルギーはないですね」と聞く人と聞かない人がいる。毎回直接聞けば間違いないように思うのはわかるが、

  • 患者側は何度も同じ質問に答えるのはうんざりする
  • 親だからといって正確な情報を持っているとは限らない(弱いアレルギーがあるが、気づけていない可能性もある)

というわけで、扉のところにチェックシートでもはっとかんかい!、といいたくなることも多い。


先生の回診もいつ来るのかわからないので、付き添いの親もいつも部屋に待機していないといけない。明確に時刻が指定できないのはわかるが、何時〜何時くらいというくらいは狙いをつけてほしいものだ。医療なので一回一回の作業時間が一定せず、入院患者の数も常に変動することは理解できるが、時間の見積もりができないというのは仕事のやり方に問題があることが多い。


気管支炎で入院しているが、中耳炎も繰り返しているので入院中も耳鼻科への通院が欠かせない。ということで、耳鼻咽喉科の診察を希望すると、「外来が終わってからになるのでいつになるかわからん」という。まあ、わからんでもないが、いっそのこと入院患者を先にしてしまったらどうだ?。症状は事前の聞き取りなどでわかるし、処置も決まっているだろう。数も前日までにわかるわけで予測がつくはずだ。あるいは、午後3時以降、というような原則にすれば午後からずーっと待機せねばならない事態にはならない。先生も早めに外来が終わったらその時間まで「空き」をつくれるので別の仕事をすればよいのだ(そういう隙間時間にできる仕事があるのかどうかは知らんが)。


どうも「とにかく隙間なく次から次へと仕事を入れて忙しい充実感病」で業界が動いているような気がする。


とはいうものの、職員の態度でいやな思いをすることは少ないので、個人の姿勢、はよいのだと思う。次は組織としての動きですな。