robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

ストーブ

一昨年買ったダイニチの石油ファンヒーターが、白煙を上げたりするようになった。ダイニチのホームページはトラブルシューティングを含め、非常にわかりやすく好感が持てる。といってもトラブルに対してできることは

  • 灯油のフィルターが詰まってないか確かめ、詰まっていたら掃除する。
  • スイッチを何度か入れてみる

の二つしかないようである。


症状が改善しないので、買い換えようと思い物色。どうも、玄人が好むファンヒーターはトヨトミらしい。しかし、トヨトミのホームページをのぞいてみると、タンク容量や商品のサイズなどが今ひとつぱっとわからないのに加え、光は使わない「レーザーバーナー」とかいろいろとわけのわからない機能の名称が並び、さっぱり理解できない。自社の人間にしか理解できないホームページを作る会社のものが使いやすいとはあまり思えないので、ちょと二の足を踏んでしまう。


この間、昔使っていたアラジンを復活させたところ、いい感じで部屋が暖まった。ただ、一台ではさすがに暖まるのに時間がかかる。ということで、電子制御のないストーブを物色してみると....そこには魅力的な世界がひらけていた。

http://www.geocities.jp/vintage_oilheater/index.html
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/5556/indexb.html
http://www.naonao.jp/php/blog/index.php?mode=cat_view&cat=12
http://www.katch.ne.jp/~pickles/yumico/alacarte/stove/index.html
http://suzumablog.suzumaroom.boo.jp/?eid=383125#sequel


VIKING-76Kが気に入ってしまい、Yahooオークションなどをみてみると、結構出てくる。さんざん悩んでいたら年始に状態のいいのが現れたので思い切って競ってみたところ.... 負けた。


この世界、なかなか住人の数も多いようで。


ただ、ビンテージもののストーブは耐震装置がついていないものが多いのが難点か。1970年代くらいから日本で売っていたものにはついている場合が多いようだ。


海外のサイトを少し見たが、なかなか同じようなコミュニティーが見つからない。Stoveはどちらかというと日本語で言うところのコンロに近いものが出てくるようで(キャンプ用品でいうところのストーブ)、今回探しているような暖房器具は kerosene heater, wick heater というらしい。


こんなのもあった(トイレットペーパーを芯にしたヒーターを作る方法)
http://www.ehow.com/how_2258944_make-toilet-paper-wick-heater.html


ちなみに、現在も対流式(家庭用)を作り続けているのは

位のようである。このうち、完全電気フリーは、アラジンとニッセンとフジカ。その他のは、マッチでもつければつくのかな?


アラジンとニッセンは非常に有名。フジカはキャンプをする人の間では有名らしい。フジカは魅力的だが、ストーブ以外の商品がなんだか怪しい。おまけにあまり数量を作らないようで、今年の新製品は打ち止めらしい。


ところで、ダイニチのファンヒーターはよくよく調べると保証期間が三年あった。買ったときのレシートはなかったのだけれど、製造年月日が2006年だったので無料で修理してくれた。気化器の交換で10分もかからなかったと思う。久しぶりに職人芸をみた。ただし、ダイニチのWebをみると「修理は販売店へ」で、販売店へ電話すると「修理業者へ連絡せよ」とたらい回しにされたのはちょっとムカッときた。