robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

仕事がおもしろくて土日も休みたくない病

「アップルが新入社員に渡すメッセージがブラック企業みたいな件」
http://agora-web.jp/archives/1454612.html
のコメントを見ると、仕事がおもしろくて土日もやすみたくない病にかかっている方々のコメントが見られる。

べつにそれはそれでいいし、僕もそう感じる(た?)こともあったのだけれど、一歩間違えると「土日に出勤しているかどうか」が「仕事をおもしろいと思っているかどうか」の指標にされてしまい、非常にやっかいなことになるのである。

なぜなら、「土日に出勤していない」=「仕事を楽しいと思っていない」=「じゃ、やめれば」と解釈されてしまう状況ができあがるからだ。こうなったら出勤しないわけにはいかなくなってしまい、非常にたちが悪い。

これは、一種のマインドコントロールの手口になるからである(下手にやればパワハラ)。

1. 相手がNoといいずらい状況をうまく組み合わせて「Yes」以外の選択肢を奪う

あなた:仕事すきですか?
わたし:はい(きらいとは言えないわな)
あなた:じゃ、週末これるよね
わたし:は、はい..

2.「No」は心がけや、やる気など本人の意識・人格などに欠陥があるということにし(こういう物は、つきつめられると否定しきれなくなるので)、極端にダメージが大きく事実上選択できない選択肢を突きつける。

あなた:週末出勤しますか?
わたし:いや、ちょっと週末は。
あなた:きみは仕事を愛してないのね。週末も関係なくやろうと思える仕事した方がいいよ。ここ、やめれば?、やめていいよ!、どうする?
わたし:.....
あなた:(仕事を本当に楽しいと感じると言うことは、週末も関係なく働くことであり、そうならなければならない。そうなれないのは努力不足で、悪だ、という説教を始める)

3. 「あなた」は本当に善意で「わたし」に説教をしている。

「あたな」は自分の正しさには絶対の自信がある。あなたは本当に私を成長させようとして説教してくれているのだ。しかし、あなたについてこれない人は、その人の心がけがわるかったのであり、決してあなたが無理なことを言ったわけではない、ということについても確信を持っている。どっちに転んでも、あなたは正しいのだ!。


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その行き着く先は、やはりワタミであろう。

おそろしや、おそろしや...。

#みんながみんなそうだ、といってるわけじゃないよ。念のため。