robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

2. なんとなく、仕事に対する意識高すぎる、感がある。

僕のあまあまな仕事経験のせいなんだろうけど、「仕事ってそんなに大変なんですかねぇ」と思わなくもない。もちろん、1が前提ならその通り、大変。でもそれは要求事項がおかしいから。

あと、いわゆるブラック企業とも共通するけど、「仕事に対する意識だけ研ぎ澄まされる」という感じがする。

うまく言えないが、「仕事でなすべきことそのもの」ではなく、「仕事に対する姿勢」のみが問題にされ、研ぎ澄まされていく。「姿勢」はいくらでも改善できるし、いくらでも「意識を高く持つ」こともできるだろう。しかし、それは本当に仕事を進める上で必要なことなのか?、オーバークオリティだったりしないのか?、単なる「仕事道」になっていていて、実務になっていないのでは?、といったところは見直す必要があるんじゃないだろうか。

実際に仕事を進める上での心がけが重要な部分はもちろんあるが、仕事を進めるために必要な具体的な「頑張るべき行動計画」が見出せない時、「姿勢」「意識の高さ」の方に問題をすり替えて、個人に責任を押し付けているのがブラック企業のあり方の一つでもあるように思う。

一方で、「高い意識を持つ」ことは働く側にも当然のこととして刷り込まれていて、同調圧として働く。これがいわゆる「女の敵は女」現象とか、「ベビーカーは通勤電車に乗せるな」論争につながるのではないか。

まあ、すごくレベルの高い仕事をしているのだろうから、失礼になってしまうのかもしれないが、「子供の人生を左右してしまうかもしれない子育てに比べれば、たかが会社の仕事なんだから、ま、できるだけ苦労しない方法で、やることやろうや」くらいじゃダメなんですかね。