robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

マニフェスト

政治経済関係の横文字というのはえらい一般的な言葉を勝手にかなり限定された意味にしてしまうのが特徴だ。たとえば、なんだったかわすれたが「ガイドライン」なんてのもあった。たしか「アメリカとの通商関係のガイドライン」を略してガイドライン。ニュースでは「ガイドラインが・・・」と連呼された。なんのこっちゃ!。略語というのはそれを使うことがお互いに分かっている狭い範囲でのみ使われるべきだが、政治経済をやっている俺たちは世の中の中心なんだぜ、とでも言いたげな政治経済学者の物言いが耳に付く。つづいて聞こえてきたのは「ビックバン」。この言葉、もともとは物理学用語とかいう説明がされていたが、もともとはっていうか今でも物理学で使われる言葉と違うんかい。いまだに使われているのは「リストラ」。restructuring ということで「作り直す」のはずなのだが、「首にする」という意味になってしまった。
といわけで、最近流行りのマニフェストも調べてみると
manifest : 明白な、はっきりとした etc。
公約なんて意味はないやんけ、とおもったら、manifestoだったのね・・・。