ドーキンス
ひさひさぶりにドーキンスの本を買ってみた。こいつはそんなに面白くないかなぁ。まあ、持論の展開、ってタイプの本じゃないからな。やはり訳本のせいなのか、理屈っぽすぎるせいか、ちょっと気軽にってわけにはいかない読み物だ。でもシャノンの情報関連の話はためになった。
この手の生物学者はいろいろと議論を吹っかけられるせいか恐ろしく博識。普段、毎日難しい本ばっかり読んでるんだろうなぁ。テレビとか見るんだろうか?
ドーキンスとファインマンは、数式を使わないで事象を目に前に浮かび上がらせる定性的説明がうまい点で共通していると思う。ただ、ファインマンの方がわかりやすいと言うか堅苦しくない。訳している人のせいなのか、それぞれの気質を表しているのかは興味深いけど、イギリス人とアメリカ人の違い?
それにしてもダーウィンはすごかったんだなぁ。