robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

民主制とは

もう一丁。「民主的合議制」合理性のないものに正当性を与える方法論。


例:なんで中学生は制服を着なきゃいけないの?(生徒質問)。

これに対する合理的な答えは存在しない。しかし、たとえば「校則はPTAの2/3以上の賛成があれば変更できる」というルールをつくればどうなるか?。「君のいい分はわかった。変えたいと思うならPTAの2/3以上の賛成をとってね。それだけの賛成がとれなければみんなが認めたルールだから守んなきゃだめよ」、といえるし、何となく納得できてしまう。合理性は必要ない。


皮肉っぽく聞こえるかもしれないが、校則が不当に思えるもっとも大きな理由は、縛りを受ける側が意見を言うシステムが組み込まれていないせいだ(=そういう仕組みを組み入れるべきだ)、というところからの考察。


正当性をえるには必ずしも合理性は必要なく、合議があればよい。