robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

線形結合本

勝間本に代表される「他の本の内容の線形結合的な本」(とその組み替え本)は、その時のいきおいで売れる。しかし、残念ながら10年後にも評価されるのは線形結合の元となった種本であり、線形結合本は評価されない。

ということで、通常は「いっぱいだしてるけどなんだあれ?」という感じで見てしまうのだが、ある知識を広める上では流行、というのは大切だし、いままで読んだことのない世界を知るきっかけとしては意味があるだろう。

ただ、著者が変に持ち上げられて「カリスマ化」するのはどうかとおもう。著者は、確信犯的に今目立てば良いのだ!、と思って書いているのだと思うが、読む側は、10年後も生き続けるものまでたどり着かなくてはいけない。

なんとなく、小室音楽と線形結合本は似ている様な気もするが、それなりに小室音楽は好きなので、一世代くらいは語り継がれる音楽になっているということで、まあ、ちょっと違うのかな?