塾雑感
子供が塾に通い始めて2週間目の感想。
- 大体ここと同じ。
- 講義や教材に関してはおもったよりも特別なことはないように思う。塾のメリットは、「周りのレベルが分かる」「仲間ができる」「学校についての情報が集まっている」「高い金を払っているのだからやらせねば!、というライザップ効果」あたりに絞られそう。
- 結局宿題をきちっとやったかどうかが一番大事。で、宿題をどうこなすかについては家庭任せ(ひょっとすると聞いたらアドバイスをくれるのかもしれないけど)。=結局、家庭にどれだけやる力があるか、できまる。
- 先生の講義は、「決まった型をよく練習しました」という感じのうまさ。まじめな先生なら公立の学校の先生でもこれくらい、あるいはもっとうまくやるだろう。生徒の側からの不規則発言がないので、むしろ先生は塾のほうがやりやすいだろう。
- 算数以外の教科は、教科書や資料の質がガクッと落ちている気がする。
- 周りのレベルが想像以上に高く、公開テストは、90点を切ると偏差値は60を切る。100点をとっても 65程度(たしかに、難易度は容易レベルと思われるが)。
- 毎回の授業が始まる前の復習テストでも満点が当たり前のように数人いる(そういうレベルにテストを設定しているのかもしれないが)。
- いわゆる最高レベルクラスの話しになるとまた違うのかもしれないし、そうでなければ通う価値が本当にあるのかよくわからない。
- 講義とかテストはせずに、どの教材を使って、どういう勉強をしたらよいか、というプランナーという職業も成立しそう。
通い始めた初めの考え方(私立中学受験をめざす!)
- だいたいここと同じ。
- 初心を忘れないようにメモ。
田舎育ちの僕は、高校までは公立で大学受験でしっかり勉強すれば良い、と考えていたが、ちょっと考えが変わった。
- こちらの記事、でちょっと衝撃を受けた。中学生の識読力というのだろうか。多分、平均値としてはそんなに間違っていないと思う。受験を突破してきた学校ではこんなことは起こらないので、学校側から見たときに、想定する生徒のレベルが揃っていないというのは大きな足かせになると思った。
- オリンピックを見ていて「公立高校の体躯の授業のお陰でオリンピック選手になった」という人はいない。やはり、みな、それなりのトレーニングを特別に受けている。プロ野球とかサッカーは例外的に高校も強いが。
- 普通の大学生を見ていると「なんでちっちゃい頃から勉強していたはずなのにこうなんだろう」と思うことは結構あるのだが、実は、しっかり勉強していた人は大部分医学部系に行くわけで、そちらへ言った人の成績は抜群に良いことは偏差値から明らか....
- ここの作文教育を頑張っている国語の先生のblog。こういうのは公立じゃ無理でしょ、という気持ち。
個人的に、中学〜高校時点での教育レベルは結構重要と思うので、ある程度レベルが揃ったところに入ることは重要なのではないか、と思い直した次第。