robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

「いくつもの証拠」が全くないぞ(毒掃き出し)

kawata2018.com

普段、こういうのは読まないのだけど、何かの間違えで読んでしまった。こういうのには反応しないのが一番なのだけれど、頭の中をぐるぐるめぐってしまう毒が発生したので吐き出しておく。

がんについての話ですが、ちなみに、私は当事者(患者)です。

 

ニュースを見ると毎日のように芸能人が癌で亡くなっています。

おかしいと思いませんか?

まったくおかしいと思いませんが、 なにがどのようにおかしいのでしょうか?

 

レントゲンなどの検査の時点では、そこに映ったものが何なのかは分からないそうです。

実際に取り出して、病理検査に出して初めて分かる…。

病理検査とは、簡単に言うと取り出した肉片や組織を顕微鏡などで観察できる状態にして、観察して判断することをいいます。

このような検査は、私たちの知らないところで行われるのですから、そもそも信用できません。

しかし「癌かもしれない」と脅されたひとたちは、その恐怖で疑う余裕もありません。

そして医者に言われるがまま、自分は「癌」だと信じてしまうわけです。

私たち庶民には、取り出された肉片や組織が何なのか分かるはずもありませんから、なんとでも言えますよね

病理検査の結果については、質問すれば教えてくれますし、場合によっては診断の標本・写真ももらえると思います。専門書を入手すれば自分で判断することも不可能ではないと思います。また、体の外部にまで飛び出てくる癌もありますので、文字通り目で見てわかる場合もあるでしょう。

ただし、病理検査自体の信頼性がどれくらいあるのか、は個人的には確かに疑問です。実際には細胞の形だけを見ている場合が多く、がんであることを白黒判定できる手法があるのかは私も知りません。

妻の乳がんの検診では、細胞の形を何個か、数人で確認し、「なんか形が悪いなぁ」という感じの判定になっていました。

それでも、「変な形をした細胞がいるよ」という事実はあるので、病理検査がブラックボックスで嘘だ、ということにはならないと思いますが。

ちなみに、検診の結果を受けて妻は手術までしましたが、手術でとった組織片からはがんが検出されませんでした。「なかった」という診断結果が下りるということは、あるいみ、病理検査は正しく行われていることの証拠になります。

 

前回、放射線も身体に全く害がないという証拠をご紹介しましたが、この放射線も「癌」の原因だと言われていますね。

しかし「放射線は危険」ということが嘘だと分かると、連鎖的に「癌」も嘘だということになります。

放射線が体に全く害がない、という話を読んでいないのでよくわかっていませんが、強力な放射線を大量に浴びれば間違いなく害があります(死にます)。

また、放射線が安全だからと言って、癌が嘘になる、というのは論理が飛躍しています。放射線の安全性とがんという病気が存在するか否かは全く別問題です。

 

たとえば、「抗がん剤は毒」であることはすでに常識になりつつありますが、未だに治療法のひとつとして使われ続けています。

この抗がん剤、もとは「マスタードガス」という毒物からできています。

この話があまりに広く出まわったので、さすがの医療業界も反論できないようです。

しかし、それでも癌に有効な抗がん剤があると言い張って、抗がん剤治療が無意味であることを認めようとしません。

抗がん剤の話はごく一部同意するところもありますが、癌という病気が存在しない、という話とつながりません。抗がん剤に問題点が多いのも確かですが、改良も進んでいます。医者に聞けばいくらでも教えてくれますし、国立がんセンターなどのサイトでその働きや考え方についても詳しい説明があります。

ただし、代替療法に騙されているのでない限り、標準治療を絶対視し、例えば乳がんなどで副作用が大きい抗がん剤を使わないことを批判するのはよくないと思います。正直、私自身は、副作用が小さいといわれている部類の薬を服用していますが、しんどいときはしんどいので、「またあれが来るのか」と思うと、やめたくなります。

特に期間をおいての再発の場合など、「もうしんどいのは勘弁してくれ」という選択肢はありだと思う。

 

テモダールは副作用が大きく、連続投与が5日間までに制限されているが、主治医らは39日間連続して投与

テモダールは副作用が大きく、連続投与が5日間までに制限されているが、主治医らは39日間連続して投与

テモゾロマイド(テモゾロミド,テモダール)temozolomide | 脳外科医 澤村豊のホームページ

触れられている医療事故はとんでもないことですが、テモダール自体は副作用が小さい部類です(私も服用していますが、調子が良い時はほとんど服用していないときと変わりがありません)。こんなことはちょっとググればすぐにわかります。

 

こんなに防護しないといけないほどの危険物を人の体内に入れるなんて、狂気の沙汰としか思えません。

正直、この文章には同意します。看護師さんがゴム手袋をして扱っていたのを見てびっくりしました。ただ、これは安全のための過剰な措置であることが多いでしょう。実際、テモダールは自宅服用可能で、タブレット型の錠剤です。

 

脳とは人間にとって、最も重要な臓器です。

だからこそ、丈夫な頭蓋骨や髪の毛に覆われて守られているのです。

脳が働かなければ人間として生きることはできません。

その脳に毒物を仕込むという恐ろしい治療法。

そんなことをされた日にはどうなるか、素人でも容易に想像することができます。

脳腫瘍をほおっておくよりはましだ、という判断だということは素人でも容易に想像することができます。

ちなみに、この方法はいまではあまりやらないようです。経口薬のテモダールが大きな効果を上げることが分かったからです。

 

日本人ならヒ素と聞けば誰もが「森永ヒ素ミルク事件」や「和歌山毒物カレー事件」を思い出すことでしょう。

ヒ素とは人の神経を壊し、中毒症状に陥れば、多臓器不全を起こして死に至ります。

このような毒物を薬として投与するなど、ありえないことです

 

 ここだけ読むと、ちょっとだけうなずきかけますが、その直前の引用文をみると、

健康な細胞に害を与えることなく、「劇薬」を正確にがん腫瘍に的中させるため、学者たちは三酸化二ヒ素を脂肪細胞の膜に覆われた微小なカプセルに包んで患部に投与した。

 

 って、患部のみに到達するように工夫してるって自分で書いてるじゃん! 何言ってんの???

 

とまだまだ続いていますが、もうつかれたのと、これくらいで毒も薄まったようなのでやめにしておきます。

 

で、文章中に自己矛盾がある&調査不足なうえに、どこに「証拠」があったのかさっぱりわからん。

 

以上で、毒吐き終わり。

(注意)誰かに読まれることもないと思うけど、この件について議論はしません。