robou55’s diary

http://d.hatena.ne.jp/robou55/ のつづき

発達支援 or 学習支援

発達障害の認知度とともに発達支援や療育に関しては、知識が手に入りやすくなってきたように思う。

これ、もう一歩進めて、普通の子も、「どうやったら漢字が覚えやすいのか」とか「どういうことが得意でどういうことが苦手なのか」をうまく見極めて、学習方法や特別な訓練方法をアドバイスするようなところがあっても良いのではないかと思うんだけど、どうなんだろ。

発達障害などの診断がはっきりつくと、医療の対象になり、発達心理の専門家などとコンタクトを取ることもしやすくなるのだが、診断がつかない場合は、この手の専門家のアドバイスをもらうのは難しくなる。しかし、この手の専門知識は、「普通の人」の発達にもすごく助けになると思う。

世の中で見つけやすいのは、どうしても、天才教育的なものとか、果たして現代の発達心理などの知識が反映されているものなのか怪しいものが多い。

学校の先生は、このあたりのことを知っていると思いたいけど、そこまでの専門性を要求するのも酷だろう。

このあたり、脳科学や発達、学習に関する研究を統合して、実際の学校や子どもの成長を見守るような立場の職業ができても良いように思う。

2. なんとなく、仕事に対する意識高すぎる、感がある。

僕のあまあまな仕事経験のせいなんだろうけど、「仕事ってそんなに大変なんですかねぇ」と思わなくもない。もちろん、1が前提ならその通り、大変。でもそれは要求事項がおかしいから。

あと、いわゆるブラック企業とも共通するけど、「仕事に対する意識だけ研ぎ澄まされる」という感じがする。

うまく言えないが、「仕事でなすべきことそのもの」ではなく、「仕事に対する姿勢」のみが問題にされ、研ぎ澄まされていく。「姿勢」はいくらでも改善できるし、いくらでも「意識を高く持つ」こともできるだろう。しかし、それは本当に仕事を進める上で必要なことなのか?、オーバークオリティだったりしないのか?、単なる「仕事道」になっていていて、実務になっていないのでは?、といったところは見直す必要があるんじゃないだろうか。

実際に仕事を進める上での心がけが重要な部分はもちろんあるが、仕事を進めるために必要な具体的な「頑張るべき行動計画」が見出せない時、「姿勢」「意識の高さ」の方に問題をすり替えて、個人に責任を押し付けているのがブラック企業のあり方の一つでもあるように思う。

一方で、「高い意識を持つ」ことは働く側にも当然のこととして刷り込まれていて、同調圧として働く。これがいわゆる「女の敵は女」現象とか、「ベビーカーは通勤電車に乗せるな」論争につながるのではないか。

まあ、すごくレベルの高い仕事をしているのだろうから、失礼になってしまうのかもしれないが、「子供の人生を左右してしまうかもしれない子育てに比べれば、たかが会社の仕事なんだから、ま、できるだけ苦労しない方法で、やることやろうや」くらいじゃダメなんですかね。

1. 一番解決すべき問題は解決できない

一番解決すべき問題は、

しかし今、夫は激務で、早朝出勤や朝から家で仕事……。これが連日続き、遅い出社時はギリギリまで寝ている生活です。

という部分(実際には、一時的、ってわけでもなさそうだし)。そして、復職キャリア志望のフルタイム勤務って暗黙の了解で上の状態を求められている (or 復職する側が暗黙に想定している)感がある。

タスク管理とスケジュール管理

どうも目の前のことに気を取られるとさきのことが見えなくなるので、スケジュール管理とタスク管理をうまくできないか模索中。


しかし、ソフトを探してみると、この二つがうまく連携できるものが少ない。


コンセプトとして、タスク管理=todolist(締め切り設定)、スケジュール管理はその名の通り時刻と所要時間を管理するもの、ということになっているのだけど、例えば、


「今日の 1:30から一時間の予定で会議があってこれに参加する必要があります。この間、他の仕事は入れられません。」


という状況があった時、スケジュール帳には単純に載せられるけど、タスク管理ソフトではこれは表現できない。何故かと言うと、「やることと締め切り」しか書き込めない場合が多いから(一部のソフトは開始時刻とかかかる時間とかが書き込めるので連携可能)。


だけど、本日会議が有ります、ということはtodolistには表示してほしいわけで、そうするとカレンダーとtodolistの両方に書き込む、という無駄な作業が必要になってしまう。「会議に参加する」を開始時刻を締め切りにしたtodoにする、とかでもいいけど、会議の時間に他の用事を入れてはいけない、ということが明確にわからない。


なんでタスク管理ソフトにはタスクをスケジュールに落としこむ機能が、あるいはスケジュール管理ソフトにはスケジュールからタスクリストを起こす機能がないんだろう? なんとなく、タスク管理ソフトはいわゆるGTD思想に染まりすぎている気がする。


いまのところ、このあたりの連携が一番うまくできるのがtoodledoなので、これでまあまあうまくいってるけど、asanaみたいに良いツールを見つけたのに、スケジュール管理機能がないので移行しきれないのが辛い。

チャットソフト

家庭内チャット用にプロジェクト系のチャットを試してみる。

  • Slack

個人通信には機能が多すぎる感があるけど、最強。iPad内でのソフト間の連携もよい。safariからwebリンクを送るときにchannelを指定できる。これはブックマークより情報整理に良い。

  • Fleep

個人通信には向いている感じ。conversationに加えたい人を召喚する、という感じなのと、labelで整理するのが基本みたい。ラベル機能付きe-mailって感じ。slackで言うところのchannelにちゃかちゃかながれてくるものを眺める、ッて感じにはなっていない模様。。タスク(あるいはチェックリスト)を簡単に作れるのは吉。

  • Ryver

Slackのコピー。ただ、ソフト間の連携はよろしくない。Webリンクのプレビューがダサいのと、動きがもっさりしてる感あり。別にこれでいいようなきがするけど、なぜか使うのに抵抗がある。slackを見たあとではデザインの細かい部分のいびつさが気になってしまうのか?

  • hipchat

うーん、だいたいひととおりのことはできるけど、動きがなめらかでないのと、webリンクを自動で展開してくれない。

  • flowdock

hipchatとおんなじ感じ。

結論:slack最強だけどオーバースペック。有料にしないと恒久的な記録(blog代わり)とかには使えない。

[愚痴]富士山
「戦略」という言葉を耳にすることが多くなったのだが、どうもよくわからず、いろいろと読んでいるうちに目標設定と戦略作成の重要性を語る言葉として、「散歩のついでに富士山に登る人はいない」という言葉を聞いた時にちょっとだけピンときた。

たしかに「いつかは富士山に登りたいなぁ」では富士山に登ることはできないだろうし、ちょっと散歩してて気づいたら頂上だったわ、ということもないだろう。

しかしながら、まだ、なんとなく腑に落ちない気持ちがある。

何が腑に落ちないのかは、まだはっきりわからない(というより戦略的思考ができない人間の単なる愚痴なのだとおもう)のだが、

勝手に感じる最近の風潮では、どうも何かをするには富士山級の目標を立てておかねばならない、富士山級の目的に通じる山登りでなければ意味が無い、と言われているような気がしてしまう。あるいは、富士山を目指せない or 富士山に登ることができないのは落ちこぼれである、これは、逆に返すと富士山に登ることができたものはエリートである.... 。

山登りって面白そうだから、まずは、この山をのぼって見るか、でも良さそうだし、全ての山登りが富士山に通じてなくても良さそうに思う。いや、僕はもうちょっと別の山にのぼるわ、いや、僕はこの山を知り尽くしたいわ、でも。

もちろん、「世界で初めて富士山に登る」のであれば競争相手がいるので、最短距離を目指した戦略を取る必要があり、目的が違う人はチームから外れてください、は別にいいと思う。

問題は、「世界で初めて富士山に登りたいんです!」といっておきながら山に登る算段が全然できてなさそうだったり、いや、君、山登ったことないやんけ、だったり、しかしながら周りの人がその人をもてはやしたり、というところかな。

あと、逆にいうと、「富士山に登る」ばっかりいってて、本当に高いのはエベレストやんけ、とか、いやいや、もう別ルートから富士山登った人いるし...、という場合もあるのだが...

ン、話のはじめと最後がずれた、やっぱりただの愚痴だったな....

富士山の話を聞いた時にピンときたのは、「戦略をたてる」ってよくわからないなと思っていた時の大きな勘違いは、結局、目標が定まらないのに戦略のみを建てることはできない、ということだ。時には、目標設定そのものも戦略策定に含まれるのかもしれないが(戦略目標というやつか)。

よい戦略とは具体的な行動指針を導くことができるものだ、という指針があるわけだが、良い目標設定とは戦略を導くことができるものだ、と言い換えることができるかもしれない。たとえば、「良い社会を作りたい」は良い目標とはいえない。達成されたかどうかを判定する方法(目標達成基準)が定義されていないからだ。目標達成基準がなければ戦略も立てられない。

いや、それはひとつ下の階層で、目標達成基準を定義するのが戦略目標と言われるものだ、と言い換えることができるのかもしれないが、まあ、結局、評価する指標が指定されていない目標を達成するための作戦は練れない、という点でおんなじようなものだ。

事業戦略を練れ、とか言われた時は、考えるのは目標設定なのか、目標を達成すべき方法なのかをはっきりさせたほうが良い、という当たり前の話になってしもたな。

[愚痴2] インセンティブ
インセンティブを働かせる、というのは、いわゆるMotivation2.0的な考え方かと思う。いまでもこの考え方をする人は非常に多く、また根深い。何かをするにはインセンティブが必要であり、インセンティブが無いことをするのは時間の無駄、という感じ。

ただ、最近、インセンティブと取引、あるいは交換条件の区別がつかなくなってきた。「xxするなら報酬YYを与える」「zzを約束するならaaを与える。zzの約束を破ったらaaは返してもらう」、 こういう感じで使う場面を結構見かけるんだけど、これってただの取引だよなぁ...インセンティブって要は取引のことだったんか???

そう考えると、能動的動機付け、を与えるのは失敗するよなぁ。