一流層を厚くするには3代かかる!?
スポーツの世界を見ていると、オリンピック級の人はだいたい親子で選手が子供の頃からトレーニングを積んでいる。大雑把だが、このような一流レベルに到達するには三世代くらいの積み重ねが行われているように感じる。
初代:がむしゃらに頑張る、あるいは、才能に恵まれていい線いく
二代目:初代からの才能を受け継ぐとともに、初代の反省を受けて適切な基礎訓練を受ける(が、まだ初代の自己流につき、穴がある)
三代目:初代、二代目と受け継がれ、二代目によって無理・無駄・ムラがなくなり、より研ぎ澄まされたトレーニングをつみ、完成度が上がる。
このプロセスをコミュニティーを通じて、コーチ、先輩、後輩の関係で回せるようになると業界そのものが強固な基盤を築けるようになる。
ただし、二代目あたりが初代の呪縛にとらわれると、合理性のない根性トレーニングが引き継がれてしまい、選手を潰す集団いなってしまう。
このサイクルは、スポーツだけでなく、大学進学はもちろん、中学受験についてもそろそろ三世代くらい回り始めているのではないかと思う。正直、親が現代レベルの中学受験の経験者だと、ちょっと勝てる気がしない。おそらく、先生自身も中学受験経験者だろう。
そうなると、ちょっと心配なのが問題のクオリティー。中学受験の問題を見ていると、とくに社会や理科の暗記部分は、古き良き昭和の日本を想定している場合が多いように思え、「タガメもゲンゴロウも、そうとうな田舎育ちの僕でも見たことないし、松虫とかのこえはどこで聞いたらいいの?」というぐあいで、もはや「受験問題にしか存在しない世界」についての問いが多い。小学校の社会というのは最悪で、よくあるタイプの問題は、「東北の入り組んだ海岸線をなんというか」。答えは「リアス式海岸」なわけだが、リアス式海岸という単語を覚えてもほとんどなんの意味もなく、単なる言葉の言い換えをしているだけ。「リアス式海岸」が生み出す文化や特徴が本来「社会」の問題になるべきだろう。
しかし、問題を作る側と解く側が「受験エキスパート」として先鋭化されていくと、「この問題はなんのためにあるのか? 何を聞きたいのか?」という根本的な部分を考え直さないまま「まあ、受験というのはこういうものなんだよ」といって見直す機会を失ったままになってしまわないだろうか?
大学受験の場合、産業化し、ニュースでも取り上げられるほどの注目度なので、難問・奇問は避けられる傾向が出てくると思うが、なぜか、中学受験は、難問・奇問が当たり前、という風潮があるようにも感じる。中学受験こそ、勉強の本質を見あやまらせるような難問・奇問を廃するように受験産業の監視の目が必要なんじゃないかなぁ。
スマートEX (JR)にやられる
帰省のために家族分の新幹線を予約しようとおもって登録したスマートEX。色々やられたのでメモと怒り吐き出し。
- 駅の端末で切符を受け取るときに、クレジットカードだけでなくて何故かWebログインパスワードが必要。しかも、パスワード入力の画面は、CAPSロック式。つまり、一文字大文字を入力すると、その後は小文字に切り替えないとずーっと大文字。これに気づかずにパスワードがロックされてしまった.....
- 変更は無料なんだけど、キャンセル料はとられる。3人旅行だったのと日程がゆらいだので、とりあえず3列シートを抑えられるところを抑えてしまい、あとからいいところ以外をキャンセルすればいいか、とおもっていたらキャンセル料とられた。まあ、これは自分の段取りが悪い。ただね、金を取るのは早いが、返金遅くね~か?
- 専用受取機の出来は悪くない。しかし、新大阪駅の乗り継ぎエリアにある自動販売機から受け取ろうとしたらワナがあった。自動販売機に表示される注意書きが字が小さくて読みづらい上に、内容がイマイチ。3つのステップのうちの一番初めが「乗車につかったICカードを(どこかに)入れよ」というような文章だったとおもう(おぼろげ)。これ、実は、新幹線の改札口に入る時の話で、自動改札にそこまでに来た切符(or ICカード)を入れてね、という話。切符を受け取るための自動販売機では、乗り継ぎのための切符類は必要ない。もちろん、よーく読めば分かるのだろうが、言葉の定義をはっきり知らないと解読不能。第一、急いでるのに、その自動販売機の作業に必要ないものを一番初めに書くなよ!
- 購入できるのは新幹線駅までの切符。東京 <-> 大阪間の場合、通常、新大阪 -> 大阪市内はJR乗り継ぎができるのだが、このサービスを使うと新大阪止まり。まあ、これもJRの仕組みをしっかり知っていて、注意書きをよーく読めば分かることかもしれない(新幹線駅までって書いてあるでしょ!)。しかし、(EXカードとは関係ないが)JR大阪駅で乗越分を生産しようとICOCAカードを差し出したら「乗り越し精算に電子マネーは使えない」と仰る。
これだけのトラブルの後だと、
あのね、あんたんとこの電子マネーが使えないの、あんたんとこの駅だけだよ!!!
と叫びたいのを我慢するのが精一杯だった。
Huaweiにやられる(多分)(うそでした)
Huawei Mate9+ U-mobile にしてからほぼ半年、かなり満足して使っていたけど、本日google Mapsのタイムライン設定で問題発生。多分、AndroidのHuaweiカスタマイズの問題。
2018/01/25追加:この記事、嘘でした。一回全部ログアウトして、一回、主アカウントのみ作成。タイムラインが記録され始めたのを確認したのち、他のアカウントを追加したら思い通りになりました。
要点
3つのgoogleアカウント、A, B, Cとすると、なぜかこの中のどれかがデフォルトで選ばれて、ほとんどすべての同期機能がそのアカウントに紐づけされてしまう。今回使いたかったのは、Mapsのタイムライン。アカウントごとに記録する端末を変えたかった。設定項目を見ると、アカウントごとに記録をつける端末を設定できそうだったが、何故か端末リストが表示されず、また、どこかのアカウントの設定を変更するとA, B, Cすべてのアカウントの設定も同様に変更されてしまう模様。ASUSのZenfone2では、意図通りアカウントごとに設定できたので、Huaweiの問題と推測。
何がしたかったか?
google Mapsのタイムラインは、勤務時間の管理に絶好であることに気づいたので、自分のスマホの位置情報をもとにタイムラインを作りたかった。
もともと、google アカウントは、職場用、個人用、家族用と設定していた。写真と地図のお気に入りは家族用で共有するのが便利だったので、家族用をデフォルトにし、地図のタイムラインもそこに記録していた。
が、最近、妻もスマホを持つようになり、写真や地図の共有のため、家族アカウントで同期させていた。
すると、Maps@家族用のタイムラインには、僕の位置と妻の位置が交互に表示されてしまい、めちゃくちゃ....
なんとか、僕の端末の記録だけ、僕のアカウントに記録したい。
どうも、世の中の情報をながめたり、設定項目を見ていると、やりたいこと(アカウントごとに記録する端末を指定する)は、できそうなのだけど、肝心の端末設定画面が出てこない....
半日悩んだ末、妻が使っているZenfone2から設定してみると、いとも簡単にできてしまった!。なんでやねん。現在は、妻のスマホの位置記録の方を変更して、多分、解決。
Googleさん、なんでwebからできるようにしてくれへんのや!
よく覚えてないけど、Huaweiカスタマイズで他にも問題があったような記憶があるので、次はASUSにするわ。
追記:とおもったら、Androidのバージョンがだいぶ違うことがわかったのでそのせいなのかも。Zenfone2はAndroid5、Mate 9はAndroid7。
四十肩
やや無理な姿勢で、「えいやっ」と力を入れてネジを回したところ、肩に痛みが走ったのが去年の11月。それからしばらく良くなったり悪くなったりを繰り返したけれど、ついに、痛みが常習化し、下手に寝返りを打つと痛みで目が覚め、服を着るときに方向を間違えて腕を曲げると痛みでうずくまるくらいに進行。
これがいわゆる40肩(四捨五入) ですか。腕を曲げる角度を間違えなければ平気なのだけど...
医者に行ったら、ボルタレンとロキソニンをくれて、「痛みが酷かったら神経ブロックの注射も打ちますよ」といってくれたわけですが、痛み止めを使っちゃうと動かしすぎて悪化させたりしないんだろうか....
お医者さん曰く「暖かくなったら自然に治りますよ、きっと」だそうで。
湿布を貼ってみると、気持ちいい。思いの外痛みの範囲が広く、結構筋痛めた模様。
塾雑感
子供が塾に通い始めて2週間目の感想。
- 大体ここと同じ。
- 講義や教材に関してはおもったよりも特別なことはないように思う。塾のメリットは、「周りのレベルが分かる」「仲間ができる」「学校についての情報が集まっている」「高い金を払っているのだからやらせねば!、というライザップ効果」あたりに絞られそう。
- 結局宿題をきちっとやったかどうかが一番大事。で、宿題をどうこなすかについては家庭任せ(ひょっとすると聞いたらアドバイスをくれるのかもしれないけど)。=結局、家庭にどれだけやる力があるか、できまる。
- 先生の講義は、「決まった型をよく練習しました」という感じのうまさ。まじめな先生なら公立の学校の先生でもこれくらい、あるいはもっとうまくやるだろう。生徒の側からの不規則発言がないので、むしろ先生は塾のほうがやりやすいだろう。
- 算数以外の教科は、教科書や資料の質がガクッと落ちている気がする。
- 周りのレベルが想像以上に高く、公開テストは、90点を切ると偏差値は60を切る。100点をとっても 65程度(たしかに、難易度は容易レベルと思われるが)。
- 毎回の授業が始まる前の復習テストでも満点が当たり前のように数人いる(そういうレベルにテストを設定しているのかもしれないが)。
- いわゆる最高レベルクラスの話しになるとまた違うのかもしれないし、そうでなければ通う価値が本当にあるのかよくわからない。
- 講義とかテストはせずに、どの教材を使って、どういう勉強をしたらよいか、というプランナーという職業も成立しそう。
通い始めた初めの考え方(私立中学受験をめざす!)
- だいたいここと同じ。
- 初心を忘れないようにメモ。
田舎育ちの僕は、高校までは公立で大学受験でしっかり勉強すれば良い、と考えていたが、ちょっと考えが変わった。
- こちらの記事、でちょっと衝撃を受けた。中学生の識読力というのだろうか。多分、平均値としてはそんなに間違っていないと思う。受験を突破してきた学校ではこんなことは起こらないので、学校側から見たときに、想定する生徒のレベルが揃っていないというのは大きな足かせになると思った。
- オリンピックを見ていて「公立高校の体躯の授業のお陰でオリンピック選手になった」という人はいない。やはり、みな、それなりのトレーニングを特別に受けている。プロ野球とかサッカーは例外的に高校も強いが。
- 普通の大学生を見ていると「なんでちっちゃい頃から勉強していたはずなのにこうなんだろう」と思うことは結構あるのだが、実は、しっかり勉強していた人は大部分医学部系に行くわけで、そちらへ言った人の成績は抜群に良いことは偏差値から明らか....
- ここの作文教育を頑張っている国語の先生のblog。こういうのは公立じゃ無理でしょ、という気持ち。
個人的に、中学〜高校時点での教育レベルは結構重要と思うので、ある程度レベルが揃ったところに入ることは重要なのではないか、と思い直した次第。